CanonicalがMicroK8sの安定版を発表 – Kubernetesの展開をスピードアップ

CanonicalがMicroK8sをリリースしました。1つのSnapパッケージで、42フレーバーのLinuxに短時間で効率的にインストールされるアップストリームのKubernetesです。ディスクとメモリフットプリントの小さいMicroK8sなら、デスクトップ、サーバー、エッジクラウド、IoTデバイスなど、何にでもKubernetesを効率的に使い始めることができます。
MicroK8sは、Snap Storeからダウンロードし、簡単に展開できます。
sudo snap install microk8s –classic
MicroK8sをSnapとして提供することには、自動更新、および入念に定義されたセキュリティ機能という利点があります。自動更新により、開発者は常に最新のアップストリームKubernetesで作業できます。また、バイナリはソースから直接提供され、短時間で構成されます。最新のアップストリーム版を実行することにより、MicroK8sには、Kubernetes内蔵のセキュリティ機能も適用されます。MicroK8sは、完全準拠のKubernetesバージョン1.13をインストールし、優れた新機能を備えています。詳細は、リリースノートをご覧ください。
Kubernetesの採用を促進し、一般的な開発者のシナリオに簡単に対応するため、MicroK8sには、コンテナレジストリ、ストレージパススルー、ネイティブのGPGPUイネーブルメントなど、コマンド1つで有効化できる多数のアドオンサービスが含まれます。データサイエンティストと機械学習エンジニアにとって、GPGPUイネーブルメントは、ハードウェアによる機械学習ワークフローのスピードアップを容易にします。
MicroK8sの主な用途は以下のとおりです。
- 組み込み、自動更新式のKubernetesによるIoTアプリケーションの実行
- 少ない手順でローカルのCI/CDパイプラインをセットアップ
- 本番CI/CDパイプラインの一環として使い捨てのKubernetesを簡単にセットアップ
- シングルノードのアプリケーションを拡張済みのサーバーに展開
- 一般的に使用されるコンテナをキャッシュするため、ローカルのOCI対応コンテナレジストリを作成
- CNCF Trail Mapプロジェクトを短時間で簡単に実験
- GPUサポートで機械学習のモデリングとトレーニングを高速化
- Kubeflow Deployments – Kubernetes対応のオープンソースのMLツールキット
MicroK8sは、こちらのSnap Storeから無料でダウンロード可能です。MicroK8sを拡張したい開発者の皆様は、GitHubでコミュニティにご参加ください!
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